小菅修船場跡

名称 小菅修船場跡
建設・製造年 明治元年(1868)
指定/登録 国史跡
種別 製造業
概要 日本初期の洋式近代的ドックで、船を引き揚げる滑り台がソロバン状に見えたため、通称ソロバンドックの名で親しまれています。地形を利用してドックにしたもので、満潮時に船を滑り台に乗せ、曳揚機(小屋)内に設置されたボイラー型蒸気機関で引き揚げていました。
この施設は薩摩藩士五代才助・小松帯刀と英国人T.B.グラバーらの尽力で設けられ、明治元年(1868)落成し、翌2年明治新政府が買収し長崎製鉄所が管理していました。同4年に工部省の管理となりましたが、同20年三菱の所有となりました。
曳揚機(小屋) は日本最古の煉瓦造りの建物で、扁平な通称コンニャクレンガを使用しています。中に置かれている25馬力の蒸気機関は英国製の創立当時のものです。
公開期間 曳揚機(小屋)は別途予約が必要
所在地 長崎県長崎市小菅町下部
交通 JR長崎駅から長崎バス(野母半島方面(戸町経由)乗車)15分、小菅町下車、徒歩5分
料金・見学
事前予約
注意事項
公開状況 曳揚機(小屋)は別途予約が必要
問合せ先 三菱重工業(株)長崎造船所 史料館
TEL:095-828-4134
関連URL http://www.kyuyama.jp/kyushuyamaguchi/ky_nagasaki_01.html