全国近代化遺産活用連絡協議会も後援しております産業考古学会・岡山近代化遺産研究会主催の「近代化遺産」シリーズ講演会が、今年も開催されます。ぜひご聴講ください。日程等は下記のとおりです。
岡山県には第一次から第三次産業の遺産や、治山・治水施設、河川や港湾等の土木遺産多数が現存し、倉敷アイビースクエアは日本における近代化遺産の活用事例第一号です。また、津山中学校本館や旭東小学校附属幼稚園舎、遷喬尋常小学校舎のように重要文化財をはじめとした建物も多数にのぼります。これら日本の近代化によって生まれた建造物や機械、資料などの歴史的・文化的価値を知り、将来に向けた保存・活用への考察契機とします。
主 催 産業考古学会・岡山近代化遺産研究会
場 所 倉敷市立美術館講堂 倉敷市中央2-6-1
● JR倉敷駅下車、中央通りを南へ徒歩10分
● 路線バス「大原美術館前」下車徒歩1分
参加費 無料
お問い合わせ先等の詳細は講演会チラシをご参照ください。
2017年7月15日[土] 13:00▶15:00 *12:30開場
「 岡山における近代建築の保存と活用」
講 師 上田恭嗣氏 ノートルダム清心女子大学教授
2017年9月2日[土] 13:00▶15:00 *12:30開場
「土木遺産の保存と活用」
講 師 樋口輝久氏 岡山大学准教授、産業考古学会評議員
2017年11月18日[土] 13:00▶15:00 *12:30開場
「 鉄道遺産の保存と活用」
講 師 小野田滋氏 鉄道総合技術研究所情報管理部部長
2018年1月27日[土] 13:00▶15:00 *12:30開場
「産業遺産の保存と活用」
講 師 清水憲一氏 田川市石炭・歴史博物館副館長、産業考古学会理事
2018年3月10日[土] 13:00▶17:00 *12:30開場
基調講演「 近代化遺産とグローバル・ストラテジー」
講 師 伊東孝氏 日本イコモス「技術遺産小委員会」主査、産業考古学会会長
シンポジウム「 近代化遺産の保存と活用」
コーディネーター 伊東孝氏
パネリスト 上田恭嗣氏、樋口輝久氏、小野田滋氏、清水憲一氏