いつもと違う目線から見る水源地の景色に驚きです。馬にまたがりながら施設ガイドの案内で旧美歎水源地の魅力を深掘り!体験料は無料。専属スタッフがサポートするので、お子様も大人の方も安心して乗馬できます。
今年は新たに「馬車」も登場し、乗馬が苦手な方も楽しめます。その他にも紅葉を楽しむ貯水池周遊ウォーキングツアー、移動図書館、地元物産店など、文化の秋を楽しむアイテムが盛りだくさん!待望の美歎ダム解説カードも本イベントより配布開始!
【開催日時】
◆11月15日(日)10:00~15:00
※少雨決行
【イベント内容】
◆乗馬体験:一回5分程度 整理券制(当日配布・先着順・サポート有)
【配布時間】午前の部 9:30 / 午後の部12:30
【配布場所】旧美歎水源地 受付棟前
◆貯水池ウォーキングツアー:一回50分程度(ガイドあり・定員なし)
【集合時間】午前の部11:00 / 午後の部14:00
【集合場所】旧美歎水源地 受付棟前
◆ミニ乗馬・馬車乗り・エサやり体験(順次・サポートあり・定員なし)
【体験場所】旧美歎水源地 芝生広場
◆移動図書館・地元物産店
【場所】旧美歎水源地 芝生広場
※新型コロナウイルス感染症予防対策として、今年度は飲食ブースの出店はありません。
※来場の際はマスクの着用、会場での体温測定など感染症予防にご協力をお願いします。
イベントの詳細については、こちらをご確認ください。
旧美歎水源地水道施設は、大正から昭和にかけて、鳥取市民の水がめの役割を果たした、近代水道施設です。昭和60年に近代水道百選に選定されるなど、すでに廃止された施設ながら、歴史的価値が高く評価されてきました。
山陰最古の水道施設として、大正2年に起工され、大正4年にひとまず竣工しました。この時点では堰堤は現在のものと違い、盛土による土堰堤でしたが、大正7年9月の大雨により決壊し、ろ過池や接合井なども大きな被害を受けました。水源地の下流にある美歎集落では8名の犠牲者を出しました。
現在、重要文化財として指定されている貯水堰堤は、大正8年にこの災害を教訓として再設計されたものです。水源地全体が再整備され、給水が再開されたのは大正11年のことでした。
旧美歎水源地水道施設は、鳥取市の経営する上水道事業の基幹部として、国の補助と地方の財政負担によって設置されました。設計は、過剰な設備を省き、必要な機能を負担しうる範囲で確保しようとしたものです。軍事水道施設のような派手さはありませんが、地方水道の典型として、全体の構成がほぼそのまま残されています。
【お問合せ】
鳥取市教育委員会事務局文化財課
TEL:0857-30-8422